エアコンの電源が入らない・冷えない!修理を呼ぶ前に試す「魔法のリセット」と、絶対NGな室外機分解
「真夏に突然エアコンからぬるい風しか出なくなった…」「電源ランプが点滅して動かない…」 エアコンのトラブルは命に関わる緊急事態です。すぐに修理を呼びたくなりますが、実は故障ではなく、単なる「エラー」や「電池切れ」であるケースが3割もあります。<br />
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しかし、一歩踏み込んで「ガス補充」や「基板修理」を自分でやろうとするのは極めて危険です。 本記事では、修理依頼をする前に必ず試すべき3つのチェックポイントと、素人が触れると事故になる危険エリアについて解説します。<br />
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しかし、一歩踏み込んで「ガス補充」や「基板修理」を自分でやろうとするのは極めて危険です。 本記事では、修理依頼をする前に必ず試すべき3つのチェックポイントと、素人が触れると事故になる危険エリアについて解説します。<br />
業者を呼ぶ前に試したいDIY対処法
1
フィルターとダストボックスの清掃
基本中の基本ですが、最も効果があります。お掃除機能付きエアコンでも、ダストボックス(ゴミ箱)のゴミは自分で捨てる必要があります。ここが満杯だと運転が止まる機種もあります。<br />
2
室外機の熱交換器(フィン)の洗浄
室外機の裏側にある薄い金属板(フィン)に、ペットの毛や枯れ葉が詰まっていませんか?柔らかいブラシや、水圧の弱いシャワーで汚れを洗い流すと、熱交換効率が戻ります。<br />
⚠️ 注意:高圧洗浄機でフィンを倒さないよう注意してください。<br />
3
ドレンホースの「つまり抜き」
室内機から水漏れする場合、外のドレンホース(排水管)が泥や虫で詰まっています。「ドレン用サクションポンプ」で吸い出すと、詰まりが取れて水漏れが止まります。<br />
やってはいけないNG行動
室外機の配管(バルブ)を触る
凍傷・破裂の危険があります。 配管には高圧の冷媒ガスが通っています。知識なくバルブを緩めると、マイナスのガスが噴出して重度の凍傷を負ったり、空気が混入してコンプレッサーが破裂する事故に繋がります。<br />
市販のガスチャージキットを使う
ネットで「ガス補充キット」が売られていますが、エアコンのガス(R32やR410A)は、グラム単位の精密な計量が必要です。入れすぎても少なすぎても効かなくなり、最悪の場合はコンプレッサーを破壊して「全損(買い替え)」になります。<br />
濡れた手で内部基板に触れる
前面パネルを開けると右側に電装ボックスがあります。ここには高電圧を溜め込む「コンデンサ」があり、コンセントを抜いた直後でも触れると感電する恐れがあります。
プロに頼むか、自分でやるか
| 比較項目 | 自分で解決 | プロに依頼 |
|---|---|---|
| 費用目安 | 0円 〜 | 15,000円 〜 |
| ガス漏れ修理 | ガスを入れる道具があっても、漏れている箇所(穴)を特定・修復できないため、入れてもまたすぐ抜ける。 | ガス検知器で漏れ箇所を特定し、配管を溶接・再接続(フレア加工)した上で、真空引きをして規定量のガスを入れる。 |
| 基板交換 | 適合する基板が入手困難(メーカーは個人に部品を売らないことが多い)。 | メーカーから純正部品を取り寄せ、設定(ディップスイッチ調整)を行って交換する。 |
| 水漏れ | ポンプで詰まりを抜く程度。 | 室内機を分解し、ドレンパン(水受け)の勾配調整や、断熱材の劣化補修まで行う。 |